マンレザ (Manresa)
市街地を北東から南西に横断するカルダネー川とリュブラガート川の合流地点から5kmの地点にあり、水道水はリュブラガート川から取水されている. マンレザの市街地は浸食された盆地にあり、それほど標高の高くないいくつかの丘に周囲を囲まれている.
一帯でワイン生産が盛んであったことから、マンレザを含むバージェス郡の名称はラテン語のバッカス(Bacchus)から発生したと信じられている. ワインは主として、段々地のブドウ畑で採れたブドウから作られていた. 現在も一部の段々畑が見られる. フィロキセラ病の流行でワイン生産は地域の主幹産業ではなくなったが、現在もマンレザやバージェス郡経済にとって重要である.
地中海に近いことと、標高が高いことから、大陸性の特徴を持つ地中海性気候である. 年間を通じて乾燥しており、夏は暑く冬は寒い. 過去10年間の平均気温は、冬は7℃、春は14℃、秋は15.1℃、夏は23.3℃である. 過去10年間の年間降水量の平均は590mmである. 降雨は1年のうち約94日で、主として春と秋に集中している.